もてぎ7時間耐久ロードレース
(2002/8/25)

2002

はじめに、関係者の皆様にお詫びを申し上げなくてはなりません。
今回は、急遽予選開始と同時に襲われた電気系トラブルにより、
エース平山選手が3周、加納選手・私と走行することが出来ず、
本戦に出場することが出来なくなってしまいました。


8月21日

今年もスタッフを引き受けてくれた石田さんと合流し、
途中スポンサーの "海上菜館" さんへ寄って秘密装置(笑)を受け取り、
現地入りして#847号車を仕上げるべく、一路モテギへ。

今回、1ピットに6チームとかなり窮屈な為、良好なポジションをGETしに急ぐも
途中渋滞に遭い、思ったより時間が掛ったので慌てて現地入りするが、
思ったより閑散とした状態に???

結局、両隣もPM11時ごろ現れた1チームを除くと翌朝まで現れず、
出鼻をくじかれたような気分でした。


8月22日

今日は公式練習に、受付・車検と全部あるのでかなり忙しい。
しかし、今日から他チームで参戦予定だった井上たけちゃんが
スタッフとして合流してくれているし、箱根仲間でレース経験者の菅井さんも来てくれて、
整ったスタッフで迎えられて心強い限りである。

見直したパーツ類も、すべて良好な状態で、平山選手も自己ベストタイムを更新。
翌日の予選に向けて手ごたえをつかんだようだ。

車検等でのトラブルも無く、パドックで食事を済ませ常宿の"さかなや旅館"へ♪♪
私は前日からの疲れか寝てしまったが、メンバーはかなり遅くまで
盛り上がっていたようだ。


予選
8月23日

いよいよ日曜のポジションが決まる。
A組の予選を見ていると、昨年に比べてかなりレベルが上がっているが、
平山選手の調子では、かなりの好ポジションがきたいできるし、本人もやる気満々の状態。
#847号車の暖気もすませ、さあ予選開始!!


しかし、悪夢は突然やってきた。
平山選手、そのままピットイン!!

"エンジンが3発しか動いてない!!"

急遽、シート・タンクを外し確認するも、停止状態では正常に動いている。
イグニッション&プラグキャップを確認して送り出すも、また1周で戻ってくる。
時間が無い。

とりあえず、エアBOXの上フタを外して走らせるも、タイムアップ。
実力の1割も出せずに予選終了。

同時に "嘆願書" を提出し、すべての望みをかける。
後は、加納選手のベスト更新を目指し、オザワR&Dの小沢社長にも見てもらって、
何とか修復させようとするが、一向に良くならない。

予選が始まりやっとスタートするも、ピットロード出口でストップ。
戻してくるも、ついにエンジンは息を吹き返さない。
技研の馬場さんも様子を見てくれるが、まったく分からない。

スタッフ全員、転倒等での機械的なことなら何でも対応出来るが、
電気的、それも原因が分からないことにはどうにもならない。
馬場さんから、

"とにかく、走ることが大切だ!!"

と考えられるものはすべて交換するも、時間ばかりが過ぎていく。
そして私の予選の時間も・…。
最終グループの予選のときに、やっと#847号車に火が入る。

しかし、時すでに遅し。
公式記録で予選120位。


平山選手と東野家の実績は考慮してもらいましたが、
何せ全員走れなかったのが響き、

考えもしなかった2時間耐久第二グループに43番手での出走となってしまいました。


2時間耐久
8月24日

夕方4時スタートの2時間耐久第二グループ。
考えもしないレースへの出場。
それに平山選手が仕事の為、来ることが出来ない。
欠場も考えたが、それでは協力してくれた方々へも申し訳なさ過ぎる。
大会事務局へ二人で走行する旨を告げ、

"どの順位でゴールしても、3人で走ったチームの後の順位

とのこと。
出場者のタイムを見ると、殆どが私と同等以下。
加納選手ならいいとこへ行けそう。
ならば全日本のプロトタイプの様に、章典外トップを目指そう!!

しかし、盛り上がらないのは事実である。

一通りの準備を済ませると、なんとはなし関係者に挨拶周り等に出てしまう。
そのとき井上たけちゃんがみーこ様に
"スペシャルゲスト連れてくるから!!"

隣のオザワR&Dのピットで日向野選手と話していると
見覚えのあるツナギを持って来た井上たけちゃん。
そして・…

"朝、会社に行こうと出かけたんだけど、気になったんでコッチに着ちゃいました"

と、平山選手登場!!

なんてカッコいい登場の仕方をするんだか。
平山選手の登場で、がぜんピットは活気付く。
全員が"勝ちに行こう!!"の意識で盛り上がる。

大会事務局に届出も済ませ(モテギの萩原さん、いつもお願いばかりでスイマセン)、
色々な方々が応援に来てくれる。
おまけに3耐の時にキャンギャルをやってくれた"しゅりチャン"までが、
他のチームの仕事で来ていたのに

"レースの時には来ますから!!"と。

#847号車もP`sfactoryで塗装して頂いた本番仕様に身を固め、
予定の3分の1だが、2時間耐久決勝へと。

唯一の心配は、使ったことの無いECUなのでデータが全然無いことだが、
平山選手の一言、

"他はみんな精一杯走ってあのタイムでしょ!! 大丈夫ですよ"

と心強い。

スタート進行も終わり、そして決勝。
モニターで見ていると、1コーナーまでに既に20台ほど抜いている。
さらに次々と・…。

S字で5番手、ヘアピンでさらに1台、そしてビクトリーコーナーは2番手で帰ってくる。
"41台抜き!!!"

そして1コーナー、1位のチームを交わしTOPへ!!


そのままコースは平山選手の貸切に♪♪

しかし、タイム差が1周40秒ほどあるので直ぐに追いついてしまうが、
周りの情況を考えると、かなりのハイペースで周回している。

ドンドン後続を引き離していくため、独走のロッシ状態でモニターは
2位争いを写す状態の中、ついには2位まで抜いて周回遅れにして独走状態。

隣のチームが "いつ給油に入るんですか??" などと言ってくるぐらい、
ハイペースなのに給油もしない(デカタンクの効果的面)。

ただ、燃費が普段より悪く、1時間を目前にしてピットインして給油&ライダー交代。

このとき、給油作業に若干手間取り、1時間目のリザルトは捕られてしまったが、
加納選手は2位で復帰し3周後にはまた抜いてしまった。

(モニターで、前に2位の車両が走ってるのを見て、一瞬ピット内が慌てたのはナイショです)

加納選手も時々17秒ペースまで落ちるときがあるが、快調に走行しラップを重ねていく。
(レース慣れしてない参加者が多く、イエローフラッグを見て減速する車両で渋滞が出来、
2コーナーを立ち上がったら10数台渋滞していて抜けなかったそうな)

順調に周回を重ね、残り時間も少なくなり、加納選手は軽くなったタンクで
自己ベストへ挑戦しているところへ "P"サイン。

2位以下とは2周の差をつけ、いよいよ私の"もて耐ライダー"としての
最後を飾るレースへの出番が来ました。

本来は給油しないはずだったのだが、給油しても1周差が有るので余裕を持って給油。
今回は手間取らず待つこと数十秒(給油1分規定が有る為)、チェッカーライダーとなるべく、
最後の走行の始まりです。

でも、いくら格下レースとはいえ、トップで交代はかなりのプレッシャーですね(笑)。
廻りの走っているペースがバラバラなので、大事に大事にを心がけての走行となってしまい、
普段のペースにもならない。

そうこうしているうちに、マークしていた2位の車両に抜かれてしまった。
おまけに、みーこ様が出すサインボードには "UP" の文字が・…。

"こりゃー、抜き返さないとまずい!!"

とチョッと焦ったが、こんな時妙に余裕が有るもので、タワーの順位
(普段目に入らないのが、このときは2コーナー立ち上がりでも、ダウンヒルでも、
ビクトリーでも見えるんだよね)を確認すると、しっかり1位のまま。

"そうか、1周差があるんだから同ラップになっただけかぁ〜〜"

と、安心して走行を続ける。
この間、ピットでは

"あんまりゆっくり走っているんで、活を入れよう!!"とのUPサインでした。

最後の方は、モニターにズゥッと写されて(走ってるんだから見れナインだよねぇ〜〜〜)
17:58分、スタート&フィニッシュラインを通過。
いよいよラストラップと思い、"さあ、ゴールだ!!"と最終のビクトリーコーナーを
立ち上がると18:00の表示。

"あれぇ〜〜〜、ゴールじゃあないのぉ〜〜〜??"

と、気が抜けてしまったが、気を取り直してもう1周。
自分の為に、チェッカーが待ってるのは良いものです♪♪♪
フェンスにスタッフがみんなよじ登って手を振ってるのが見える。

そしてフィニッシュ!!

今回は自分に向かってチェッカーです。

パレードラップでは、オフィシャルや観客に祝福されながら、そのままポディウムへ。

ライダー・スタッフが駆け寄るなか、岡田商事さんから重〜〜いコメントの入った
"特大ゾウさん"を頂き、ワコースさん、アライヘルメットさんからも帽子を頂いて、
念願の一番高いところへ!!



2位・3位のチームも、"こんなとこ初めてだ!!"と感激しているところで、
"私は、年中来てるんで"といった人がいたような・…。

インタビュー・シャンパンファイト・記念撮影の後、係員から、

"プレスリリースがありますので、コントロールタワー2階までお願いします"

には、一同ビックリ。

ピットロードの入り口で、わざわざ馬場さんが迎えに待っていてくれて、一同大感謝!!

"これでまたやめられなくなったろう!! また来年会おう!!"

と、うれしく重いお言葉を頂きました。

プレスリリースはビックリするほど本格的なもので、平山選手いわく

"ロッシになった気分ですね!!"と。

ピー音が入るか確認しようとしたのは、ナイショです(笑)

そしてピットに戻り、打ち上げです♪

今回は"ビールかけ"は、来年に持ち越しということで!!
仲間や関係者、色々な方々が祝福に来てくれる中、明日の本戦へ出場する組が、

"優勝ヅキをください♪♪"

と、祝福がてら集まってくる。

その中で"下衆野郎1号"さんが、翌日に思いっきり持っていき、
優勝していました。(岸田選手、おめでとうございます)


今回は、トラブルに振り回されて、力を発揮するところまで行かず、
応援して頂いた皆様、参加して頂いたスタッフの皆様、支援して頂いた関係者の皆様、
申し訳ありませんでした。

来年体制を改め、また挑みますので、よろしくお願い致します。
ご支援、応援、ありがとうございます。


最後に

馬場さん、毎年ご迷惑おかけしております。
また来年も行く予定ですので、よろしくお願い致します。

 

協賛各社(順不同・敬称略)

 
泣vラス
横浜エフエム放送
岡田商事
鰍ツくし工房
三井住友海上火災保険
釜a光ケミカル
大同工業
海上菜館
エモトサンデント
P`sfactory
KOWA技研
ガレージたかし