鈴鹿 FUN&RUN 2‐Wheels 
S‐NK2時間耐久ROADRACE

(2001/4/28、29)

【レディースレース】
3位:俣野 英実

【2時間耐久】
25位:俣野 英実、加藤 秀峰

加藤(HIDE)選手の今年初レースであり、
また鈴鹿サーキットへ観戦以外で行くのも初めてなので、
4月27日(金)夜、鈴鹿へ向けて迎えに着たHIDE選手と私、
そしてこの遠征でGWが終わってしまう
みーこ様と出発する。

ことの起こりは、今年の初めに加藤選手より、

"英実ちゃんとFUN&RUNの2時間耐久に
出れそうなんで、
手伝って貰えますかぁ〜〜ごらぁ〜〜"

と、邪念(笑)いや、本気??の発言に賛同(こっちが邪念か)して、
監督兼メカニック兼雑用係で行くことになりました。

しかし、ここで致命的な勘違いをしていたのでした。
あくまでも、FUN&RUNのレースなのでと甘く見ていたら、現実は・…。

28日早朝、鈴鹿サーキット10番ピット入りをします。
「あー、ここが鈴鹿かぁ〜〜」と感動に浸る。
それも10番ピットと、あの鈴鹿8耐の時はワークスが使っている場所だ!!
暫くして大阪から英実ちゃん&シゲルッチも合流し、今回のメンバーが揃った。


まずは、レディースレースに出場の英実ちゃんの練習走行。
彼女は今回、2耐とのダブルエントリーだ。
ただ、ピットサインなどやったこと無いので、サインエリア担当のみーこ様が
練習がてらサインを出す。
"見落としたら、ペナルティーだから!!(笑)"
でも、ちゃんと確認出来てるようだ!!

そしていよいよ2耐の公式練習。
同じVTRと言えども、かなり仕様が違うので、
HIDE選手がチェックした後は英実ちゃんに多く乗っていただき、
慣れてもらうことを打ち合わせスタート。

ここで現実に直面することに・…。
確かに変った車両も居るけど、国際ライダーのペアは居るは、
某メーカー系のチームは別の名称で居るは、
かなりレベルは高そうな感じが・…。

その強豪に伍して、HIDE選手も頑張っている。
そして英実ちゃんに交代。
"ちゃんとはしれるかなぁ〜〜〜"
と、ピットアウトもつかの間、直ぐピットイン
(今回は鈴鹿東コース:ホームストレート側だけなので、1LAP1分前後で来てしまう)、
"うぅ〜〜ん、ようわからん"
"走りこまなきゃ判らないよ!!"
と言って送り出す。
最初は、戸惑っていたものの、周回を重ねるごとにタイムを縮めていき、
1:03秒台の自己ベスト更新となりました。

2日間のレースだから余裕があると思っていたが、
練習〜受付〜車検〜練習、そして第二ライダー予選、第一ライダー予選と、次々と進んでいきます。

練習終了後、車検にVTRを持っていくとHIDE選手が急にオロオロとし出しました。
何をうろたえてるのかと聞くと、"タンクに防爆剤入れるの、スッカリ忘れてたぁ〜〜〜"と。 
でも、いつものハッタリをかまして通しちゃおうとしましたが、
さすがは鈴鹿国際コース、

"チャンと規則書に書いてあるでしょ!!"

の一言であえなく保留にされてしまいました(ToT)

"HIDEさん、持ってないの??"

と聞くと、

"今の今まで、すっかりわすれてましたぁ〜〜〜!!" 

うぅ〜〜〜ん、困った。
シゲルッチに相談すると、魔法の手のごとく某所よりスルスルと!!
"これ入れてけば大丈夫だよ!!"の一言。
これにて一件落着、シゲルッチさん感謝♪♪


2時間耐久予選
そして予選、第二ライダーの英実ちゃんから。


無事走り出したのを確認して、私はチョロッと休憩に、ピットに戻ると英実ちゃんが帰ってきてる。
何かトラブルか??と、一瞬慌てたが、"疲れたからもういい♪"
余裕のお姫様でした(笑)

いよいよHIDE選手の出番、

"今年は東野家の看板背負って走ってるライダーは、表彰台100%だからね!!"

と、思いっきりプレッシャーを掛ける。


本人も夢中になって走り自己ベストをマークするも、いかんせん回りのレベルも高く、
予選15位に終わりました。

明日の耐久はPM4時から、英実ちゃんの出るレディースレースの予選も12時近くからなので、早々に片付けを終え、彼女の手配してくれたホテルへ!!
翌日がゆっくりなので、結構飲んだくれていたのはナイショです(笑)


レディースレース
まずはレディースの予選から!!
前日の快晴とは打って変わり、どよよ〜〜〜んと今にも降り出しそうな空。
ちょっと路面も湿り気味の中スタート、僅差で予選1位に!!
終了と同時に、雨は本格的に降り出した。

レインタイヤ、1セットしかないよぉ〜〜〜!!
前回モテギで用意したものを、持って来ればと思ったが後の祭り、
ただ、同じVTRなので2台に使えるのをいいことに、英実ちゃんのレースが終わったら
付け替えることに!!  "でも、車両保管は??"と思ったが、
またまたシゲルッチさんが、"車両委員には顔が利くから大丈夫!!"の一言で決定!!
レインタイヤを履いたことの無い英実ちゃんは凄く不安げ、"どんな感じなの〜〜??"の問いに、
シゲルッチ・HIDE選手・私の3人とも声を揃えて、

"全然、ドライと同じだよ!! ブレーキだけ曲がりながら掛けなきゃOKだから!!"と!!

このセリフ、3人が後で後悔することになろうとは!!

レディース決勝、ポールポジションに英実ちゃん号を運ぶ。
みーこ様は、ポールでパラソルが差せてご満悦♪♪
ウォーミングアップのスタートで、凄い勢いで飛び出していく英実ちゃん。
モニターで確認していた3人は、さっきのセリフを・…。
無事グリッドに着いて、いよいよスタート!! さっきの勢いならばOKだったのが、
うわ〜〜〜出送れたぁ〜〜〜。2台に先行され3位で1コーナーに。
前を行く2台は同じ1000cc級でも4気筒のハイパワー車、ストレートは全く敵わないので
ブレーキとコーナーで追いかける。
そして2周目の1コーナーの飛び込み、ストレートで離された分、ブレーキングで勝負が、
減速しきれず真っすぐ行ってしまう。
"アァー、やっちゃった!!"
次にモニターに写った時はグラベルでオフィシャルに・…。
(チェッ!って感じでタイヤを蹴ってたのはナイショです:笑)
しかし、再スタートして最後まで走り続けたガッツは拍手拍手々!!
結果も3位となり、よくがんばったね♪


2時間耐久
車両保管の中、車検場で堂々と(ずうずうしく?)タイヤ交換、いよいよ2時間耐久だ!!
スタート前チェックも済ませ、雨の中ギリギリまでウォーマーを巻いてタイヤを暖め、
HIDE選手が力強く出撃して行く!! 

(このあと、グリッド上でのセクハラ疑惑は・…、まあねぇ〜〜〜:笑)

本人、耐久レースは何回もやっているが、自分がエースでスタートライダーをやるのも初めての為、
ちょっと緊張気味。
そしてスタート!! 今回は出遅れることもなく好スタートを決める。
スタートばかりか、周回を重ねるごとにグングン順位を上げ、トップ10圏内に突入。
このときはモニターを見ながら皆興奮気味、特に英実ちゃん
"こんなの凄いから、写真に残しときたいなぁ〜〜〜" 
はいはいと、カメラを用意する私でした♪
そして6位→5位→4位と、凄い勢いでジャンプアップしていく。その順位の上昇とともに
落ち着かなくなって行く英実ちゃん。
"こんな順位で、交替したらどうしよぅ〜〜"
と落ち着かないのを励ますシゲルッチと私。
モニターが見えるところにディレクターチェアを持ってきて彼女を座らせ、
二人で両側からなだめる姿はさしずめ"姫様とシモベ達"と言ったところか(笑)

出遅れていた国際ライダーに追いつかれたりしながらも、前後のタイム差で7位に順位が落ち着き、
これは行けるかな♪♪と思った16周目に事件が起きた。
場内に響くアナウンス

"予選15位から脅威の追い上げを見せていた加藤選手、
S字進入で転倒ゥゥ〜〜〜〜〜〜〜!!"
の声。


アァ〜〜、こんな時にと思ったのもつかの間、ピットインに備え工具を用意。
シゲルッチと打ち合わせたところへ戻ってくる、幸いダメージは左のステップ周りだけのようだ。 
シゲルッチがそこを直す間(ここでも蹴りいれが:笑、後には柄の折れたハンマーが!!)、
脱脂剤とエアガンで洗浄&点検。
HIDE選手の"フロントサス、調整してください!!"の声に、急いで作業。
HIDE選手はこのまま再スタートするつもりで居たが、
英実ちゃんがすかさず"私、走る!!"エライ♪
修復も終え、"辛くなったら、何時入ってきてもいいからね!!"の声で送り出す。

HIDE選手 "みんなぁ〜〜、スイマセェ〜〜〜〜ン!!"と言っているが、
"これが耐久だよ!!"と。
その後はトラブルも無く、周回を重ねていく。
最後は英実ちゃんにチェッカーを!! と言うことで、ラスト5分前にライダー交替、
そしてチェッカー?? 
オフィシャル〜〜、なにやってんだよぉ〜〜〜!!!(怒)は、関係者の胸のうちに。
結果こそ、完走・25位に終わりましたが、いかにも"耐久レース!!"を
味合えたレースだったと思います。
最後に打ち上げ会場?に向かう中、感動して車から降りられなかった人が居たのは、
ここだけのヒ・ミ・ツ・(謎爆)

初めての雨のレース、それも1日に2回もこなした英実ちゃん、ホンとによく頑張ったね♪
シゲルッチさん、今回はいろいろとお世話になりました♪ 次は夏のモテギで再会しましょう。
HIDEさん、初エースの耐久は、気持ちよかったでしょう!!

あ〜〜〜、でも鈴鹿は一回走ってみたいなぁ〜〜〜。と言うことで
締めくくらせて頂きます。

 
次回のレース

モテギオープン 3時間耐久レース。
 平山 浩嗣 & 加藤 秀峰 & 東野 成彦

今回の教訓

レギュレーションブックは、ちゃんと読んで理解しよう。